都市ガス料金の計算方法
都市ガス料金のしくみ
早収料金と遅収料金
ガス料金には早収料金と遅収料金があり、以下のとおりです。
早収料金 | 検針日の翌日から20日以内(早収期間)にお支払いいただく場合に適用される料金 |
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遅収料金 | 早収期間を過ぎてお支払いの場合の料金で、早収料金を3%割り増しした料金 (遅収料金が適用される場合には、早収料金との差額(遅収加算額)を翌月以降の料金に加算させていただきます。) |
ガス料金(早収料金)の計算
ガス料金は、月ごとのご使用量に応じて一定額お支払いいただく「基本料金」と、1㎥あたりにお支払いいただく「従量料金」を合計した金額です。
ガス料金の計算は以下のとおりです。
※原料価格の変動にあわせて、基準単位料金を毎月調整しています。
ガス・電気セット割が適用される場合
※適用される基本料金・基準単位料金はご契約されるガス料金メニューで異なります。
日割計算
ガス料金は以下の条件にあてはまる場合、日割計算を行います。
日割計算を行う条件
- 「前回検針日の翌日から次の検針日」までの日数が24日以下、または36日以上の場合
- 「新たにガスのご使用を開始した日から次の検針日」までの日数が29日以下、または36日以上の場合
- 「ガス使用終了直前の検針日の翌日からガス使用終了日」までの日数が29日以下、または36日以上の場合
※ただし、当社の都合で36日以上となった場合を除きます。
日割計算方法
- 以下の算定式で算定した1ヶ月換算ガスご使用量により料金表を判定します。
1ヶ月換算ガス使用量=ガスご使用量×30÷ご使用日数 - 1で判定した料金表の基本料金、従量料金単価を適用して計算します。
- 基本料金
基本料金×ご使用日数÷30 - 従量料金
(基準単位料金±原料費調整制度による調整額)×1ヶ月換算ガス使用量
- 基本料金
※日割計算では月の日数に関係なく30日で計算します。 ※ガス料金は1円未満を切り捨てます。
※日割基本料金は小数点第3位以下を切り捨てます。
ガスの供給停止について
検針日の翌日から50日を経過してもガス料金をお支払いいただけない場合は、ガスの供給を停止させていただくことがあります。
ガスの供給を停止する場合は、供給を停止する5日前までに予告いたしますので、速やかにガス料金をお支払いいただきますようお願いいたします。
ガスの供給停止までの流れ
検針について
検針
検針は毎月1回、弊社が定めた日に行います。
検針後、「ガスご使用量のお知らせ(検針票)」を投函いたしますので、ガスご使用量、ご請求予定額、口座振替予定日等をご確認ください。
検針方法
前回検針日の翌日から今回検針日までの期間を料金算定期間とし、ガスメーター指針によって1ヶ月のガス料金の計算の元となるご使用量を算定します。
「ガスご使用量のお知らせ(検針票)」の見方
※出水ガスのガスと電気をセットでご契約のお客さま ⇒ガス・電気セットの検針票(PDF)
- ご使用期間、ご使用日数、今回検針日、次回検針予定日
- ご使用期間…今月分のご使用期間。前回検針日の翌日から今回検針日までとなります。
- ご使用日数…今月分のご使用日数。
- 今回検針日…今月の検針を行った日。
- 次回検針予定日…次回検針予定日。諸事情により検針日が変更になる場合があります。
- ガスのご契約者情報
ガスのご契約者名、アパート・マンション名等が表示されます。
- お客さま番号と供給先番号
お問合せの際は、こちらのお客さま番号をお申し出ください。
- メーター指針
今回・前回検針時のガスメーター指針。ご使用期間中にガスメーターの取替があった場合には、こちらの欄に旧メーター分のご使用量が表示されます。その場合、前回指針には新メーター取付時指針が記載されます。
- 今月ご使用量
今月分のご使用量。ガスメーター取替があった場合は、旧メーター分のご使用量と新メーター分のご使用量を合算して記載されます。
- 前月・前年同月分のご使用日数、ご使用量
前月・前年同月分のご使用日数とご使用量。(対象月の実績がないお客さまは表示されません。)
- ご請求予定額
今月分のご請求予定額(税込)。ご契約変更等で実際にお支払いいただく金額と異なる場合があります。
- 内訳
今月分のご請求予定額の内訳。(ガス料金・警報器リース代ほか)
- 口座振替予定日
今月分の口座振替予定日。口座振替のお客さまのみ記載されます。
- ご契約種別
お客さまがご契約中の今月適用料金メニュー。
- エネちょポイント
ご利用可能ポイント数と失効予定ポイント数。エネちょポイント会員のみ記載されます。
エネちょポイントとは? - 当月適用料金表
今月適用料金メニューの基本料金と従量料金単価。
- 翌月適用料金表
翌月適用予定料金メニューの基本料金、従量料金単価。ご契約変更等で実際の金額と異なる場合があります。
- お知らせ
お客さまへのご連絡事項を記載しております。
- 口座振替済領収証
前月分を口座振替にてご入金いただいた場合のガス料金等口座振替済のお知らせ(領収証)。
ガスの供給先番号について
ガスの供給先番号は、ガスご使用量のお知らせ(検針票)等に記載の10桁の番号となります。
原料費調整制度について
原料費調整制度とは
都市ガスの原料価格の変動をガス料金に反映させる制度です。
原料価格の変動にあわせて、あらかじめ定められた基準単位料金に原料費調整による調整額を加減算して従量料金単価(ご使用量1m3あたりの単価)を毎月算定します。
原料価格の算定期間とガス料金への反映時期
貿易統計にもとづく3ヶ月の平均原料価格を元に算定した調整額を算定期間の最終月から3ヶ月後のガス料金に反映します。
例)12月適用のガス料金の場合
原料費調整制度による調整額の算定方法
原料費調整制度による調整額算定に使用する係数 | 都市ガス |
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基準平均原料価格 | 52,910(円/トン) |
LNG構成比率 | 0.9862 |
LPG構成比率 | 0.0149 |
換算係数 | 0.082 |
- 平均原料価格(全国貿易統計値の3ヶ月間平均値)を算定します。
①平均原料価格=LNG平均価格(円/トン)×0.9862+LPG平均価格(円/トン)×0.0149
(10円未満の端数は四捨五入) - 平均原料価格との変動額を算定します。(原料価格変動額)
②原料価格変動額=①平均原料価格-基準平均原料価格 (100円未満の端数は切り捨て)
- 調整額を算定します。
③調整額(1㎥あたり)=0.082円×②原料価格変動額/100円×(1+消費税率)
(小数点第5位以下の端数は切り捨て) - 単位料金へ反映します。
④単位料金(1㎥あたり)=基準単位料金+③調整額
*調整額は平均原料価格が基準平均価格未満の場合は、マイナスの値で計算いたします。